悲劇にはまだ早い

発達障害な私の備忘録。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ADHDと旅行

拝啓皆々様。 「旅行」という言葉に、どんなイメージをお持ちだろうか。 私の家族は旅行がとても好きな人達だった。 一方で私は、温泉だとか旅館だとか「癒し」的なものは好きだったけれど、知らない場所に行ったり、行程のわからない旅が嫌いだった。 特に…

コンサータ服用記 その4

毎日の服用にも慣れてきたこの頃。 寝坊して薬を飲めない日があり、その時にコンサータ36mgを服用しているときとの違いを感じた。 まずはメリット。 時間の流れが遅い。 いつもだったら、ちょっとスマホで調べ物(急に頭に単語が浮かんできて、それって何だ…

コンサータ服用記 その3

10月末に診断が下り、服用を続けているコンサータ。 いよいよ36mgになった。 18mgの頃は良くも悪くも、効いてるのか効いてないのかよくわからない感じだった。 27mgからは副作用(口渇、食欲減退)をはっきりと感じるようになったものの、期待していた効果は…

余談

夜中にふと思いついたこと。 映画「君の名は。」の、中~終盤。 主人公の二人がお互いの手にそれぞれの名前を書こうとするじゃないですか。忘れないようにって。 でもそれぞれの世界に戻ると、相手のことを必死に探していたはずなのに、なんて名前だったか、…

コンサータ服用記 その2

今月頭からコンサータの服用を始め、もうすぐ1ヶ月が経つ。 現在用量が少し増え、27mg。 前回の記事ではいろいろと書いていたけども、やっぱり思いこみの域を出ない程度の効果に感じたので、増やしてもらった。 増えたけど、それでもあまり効いている気はし…

コンサータ服用記 その1

診断が下りたことにより、この先どうしていくかという話になった。 とにかく私はコンサータを飲んでみたかったので、それを伝えて処方してもらった。 初めてなので18mgから。 先に結論から言えば、思っていたような劇的な効果は得られなかった。 しかし他に…

診断結果、典型的ADHD

今日、ようやく診断が下りた。 初診から約1ヶ月超、病院探しを初めてからは半年になる。 診断結果はADHD。 とりあえずお薬をもらって、一段落。 今年の10月は一つの節目になるかもしれない、と思う。 明日から私はどう変わっていくのだろうか? 乞うご期待!…

耳栓ライフハック

耳栓を買った。 もともとはテレビでデジタル耳栓というものを見かけたのがきっかけだった。 デジタル耳栓とは、かなり大雑把に言うなら、ノイズキャンセリング機能だけで音が出ないイヤホンみたいなもの。もちろんデジタルなので電気で動くし、お値段もまあ…

メンタルの敷地外 自他境界の話

※役に立つ情報は一切ありません。 あくまでこういう人もいるよという一例です。 自他の境界 発達の凸凹を抱える人にありがちだという、自他境界のあいまいさ。 自分と他人の区別がうまくつけられないために、他人のものを取り上げたりしてしまうという。 こ…

困ってることシリーズ 睡眠

続きましては睡眠。 発達に凸凹を抱える人の約半数が、睡眠に関する問題を抱えていると言われています。 大きく分けて不眠と過眠。 実にわかりやすいですね。 私もこの過眠傾向が強いです。 特徴としては、 ・一度眠ると起きられない ・睡眠時間が長い(平均…

困ってることシリーズ 風呂

見ての通りです。 風呂入るの、めんどくさすぎ問題。 不定形発達の人にありがちなようなんですが、 「今していることをやめて、次の作業/行動に移る」 のが、私も大変苦手です。 それが顕著に現れるのが「入浴」。 昔は自分がだらしないのでいけないと思って…

これまでのあらすじ(仮)

☆ みんなで同じゲームをやっているはずなのに、なんか私のだけ操作しづらい。 「コントローラー壊れてるんじゃない?修理に出してみなよ」 しかし、異常はないとのこと。 仕方がないので、また同じコントローラーでゲームを続ける。 だけどやっぱり動かしづ…

厚切り食パン焼かずに食べる

感覚過敏とかとはちょっと違うと思うけど、私は、口の中をケガしやすいです。 もともと歯茎も弱いらしい。 たとえば熱いスープ。すぐ舌やけどする。 それと厚切り食パン。 食パンって四角いから、だいたい最初にどこかの角から食べるじゃないですか。 4枚切…

アイデンティティの喪失と自己肯定

当面の目標は、診断をもらい、ストラテラもしくはコンサータを処方してもらうことだ。 この二つの薬については、実際に服用している方の体験記がネット上で多く見ることができる。 論文や講演会のPDFなんかも多い。 感覚過敏や遂行機能(物事を順序立てて進…

診断されてどうしたい

どこかでこんな言葉を聞いた。 障害は、困っているから障害なんだと。 たとえば生まれつき体の一部がなくても、出来ないことがあっても、当事者含め誰も困っていないなら、それは障害にはなりえない。 障害とは、当人と社会の間から生まれるものだ、と。 た…

受診を考えるまで

そもそものきっかけは、大学で発達について学んだことだった。 興味本位で取った、専攻でもなんでもない講義だった。 もともとネットの海を漂っていれば一度や二度ぶつかったことのあるであろう「アスペ」「糖質」、当事者意識のかけらもない、無神経な言葉…

自己紹介

はじめまして。wakatteyoです。 年齢:20代前半 性別:女 「平均的な偏差値の文系学校にいるちょっと変な女子」がそのまま大人になった感じです。 タイトルの通り、発達障害の疑いあり。 このブログは、メンタルクリニックで発達障害かどうか診断を受けに行…